「結果自然成」という禅語があります。
禅には「結果を出すためにがんばる」という考え方がないのです。目の前にあるやるべきことをやり、その小さな成果を地道にコツコツと積み上げていく。そうすると、自然と後から結果がついてくる。そう考えるのです。
現代では「早く結果を出す」ことが求められます。そのために努力をしたり、工夫をしたりすることを悪いとまではいいません。
けれどもあまりにもスピードを偏重すると、無理が生じます。一日の仕事量を増やさざるをえなかったり、収賄とか技術の盗用、データの改ざんなどの不正につながる危険があるからです。
そんなふうでは、早く結果を出すために体力と知力、公正な心をすり減らすのも同然です。結果というのは作為的なものではなく、「自然についてくる」ものであると心得ましょう。
いつの間にか結果が目的化していると気づいたら、すぐに「結果は後から」と、意識を切り替えてください。
さあ、今日も火の玉営業スタートです!!